あきらめない頭痛クリニック

群発頭痛の再診3名、初診1名

やはり群発頭痛事例が多い、本日は20歳男性、40歳台男性、30歳台女性の群発頭痛再診と初診の群発頭痛の患者さん50台男性1名。
ほぼ同じ第一選択治療、第二選択治療を行っている。
20歳台男性は第二選択薬を通常より多めの処方をしているものの昼間の群発頭痛はなくなったものの毎日夜の群発頭痛は出ており、酸素治療で何とか収まっている。
40歳台男性は第一選択薬、第二選択薬でほぼ頭痛は0になっている。
30歳台女性は最初の3日は群発頭痛が出ていたが、その後は頭痛は出ていない。
初診の男性は群発頭痛と診断したものの若干あいまい、のたうちまわる程の頭痛ではなく我慢できる程度の頭痛が殆どである。
頭痛の持続は1-2時間、頭痛が出るというより左目の上奥が痛い。
発作が起こると流涙があり、左目が腫れて、左目が下垂する。酷い頭痛の時はのたうち回る程の頭痛にはなる。頭痛は目だけではなく時に上顎部にまで痛みは放散するただ、眼窩上部こめかみには痛みはない。
群発期でも3日全く頭痛がない時もある。お酒を飲むと2時間以内に群発頭痛がでてくるのでまだ発作期にあると本人も判断できる
。だから群発期が何週まであるのか本人も判然としない。この事例を群発頭痛と言って良いのか若干疑問が残る。群発頭痛以外に類縁の疾患はない。
問題は
1)発作のピークが10/10ではない点
2)群発期でも3日頭痛がない日がある
3)眼窩上部、こめかみの痛みがない
4)群発頭痛が起こる時間が朝の11時頃と夜の8時から10時の間が好発時間、寝ている時間帯の頭痛ではない。

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