10歳頃から3-4カ月に1回、激しい頭痛が起こり頭痛が起こると流涙、目の腫れ、目の充血がある。痛み出方は季節とは関係ない。
頭痛による日常生活支障度は66点で重症。家族にも多数の片頭痛持ちがいる。
頭痛の性状は
1)片側に痛みでる
2)痛みはズキズキと拍動性頭痛
3)痛みの最高は10/10
4)痛みがある時は身動きできない
A)頭痛には吐き気、嘔吐を伴う
B)頭痛時はうるさい音、まぶしい光を煩わしく感じる
以上より
診断
典型的前兆のない片頭痛、頭部CTでは左上顎洞に蓄膿症を認める。
痛みの起こり方は急激で雷鳴型頭痛になる
治療プラン
片頭痛の程度が重度であり片頭痛予防治療第一選択を選ぶ、但し雷鳴型頭痛になっていて目の腫れ、流涙、流涙は蓄膿症が酷くなった時に起こっている可能性が高いので抗ヒスタミン薬と抗生物質、排膿を促す漢方薬を投与し経過をみる事にする。