スマホやタブレット、ゲーム機などのデジタル機器は、今や子どもたちにとって日常生活の一部となっています。
しかし、長時間の使用が子どもの体調に与える影響は無視できません。子どもの頭痛予防においてもデジタル機器の使用には注意が必要です。
この記事では、スマホやゲームが片頭痛を引き起こす理由や、ブルーライトの影響、そして親子で無理なく取り入れられる対策について解説します。
スマホやゲームが頭痛に関係する理由とは?
・画面から発せられるブルーライトによる視覚過敏
・長時間の画面注視による眼精疲労
・同じ姿勢を続けることによる首・肩の緊張
・ゲームやSNSによる精神的ストレス・興奮状態
・睡眠時間の短縮やリズムの乱れ
こうした要素が複合的に絡み合うことで、自律神経のバランスが乱れ、頭痛が起こりやすくなると考えられています。
ブルーライトとは? 子どもへの影響について
ブルーライトは、スマホやパソコン、LED照明などから発せられる青色の強い光のことで、網膜まで届きやすいのが特徴です。大人でも目の疲れや睡眠障害の原因となります。特に子どもの目は大人よりも感受性が高く、ブルーライトの影響を受けやすいとされています。
ブルーライトには、以下のような影響が懸念されています。
・目の疲れや乾燥感、まぶしさ
・視神経への刺激により頭痛を誘発
・睡眠ホルモン(メラトニン)の分泌を抑制し、入眠を妨げる
特に寝る前のスマホの使用は睡眠の質を低下させ、翌日の頭痛につながる恐れがあるため注意が必要です。
スマホ・ゲームの使用は、子どもの気持ちに寄り添うことが大切
情報社会の現代においては、スマホやゲームを完全に避けるのは現実的ではありません。オンライン学習、友達とのコミュニケーション、娯楽など、子どもにとっても役割を果たしています。そのため、頭ごなしに「やめなさい」と言うだけでは逆効果になることもあります。
また親御さんも、
「やめさせたいけど、何度も言い続けるのは疲れてしまう」
「結局、静かにしてもらうためにスマホを渡してしまう」
といった悩みを抱えるケースもあります。
ここで大切なのは、スマホやゲームを無理にやめさせるのではなく、子どもの気持ちに寄り添いながら納得してもらった上で使い方を見直すことです。
なぜ長時間の使用がいけないのか理由を丁寧に説明し、時間帯などのルールを一緒に決めていきましょう。
必要に応じて、子どものスマホの使用時間を制限・管理できるアプリを活用するのも一つの方法です。
頭痛予防のためのスマホ・ゲームの付き合い方
次に、スマホ・ゲームとの付き合い方のポイントをお伝えしましょう。
使用時間を「見える化」する
タイマーやアプリで使用時間を記録し、親子で確認する習慣をつくりましょう。1日にどのくらい画面を見ているのか自覚を持つことが、使用時間をコントロールするきっかけにもなります。
休憩のルールを設ける
画面を見続けることは避け、30分使用したら10分休憩、1時間経ったら一度目を休めるというように、こまめな休憩を入れるようなルールをつくるのも手です。
その際、ストレッチや外の空気を吸うなど、身体を動かすこともおすすめします。
就寝前1時間はデジタル機器をオフにする
ブルーライトの影響を減らすには、寝る1〜2時間前からスマホやゲームを控えるのが理想です。できれば、代わりに読書や音楽など、リラックスできる習慣を、年齢や性別に合わせて提案してみても良いかもしれません。
ブルーライトをカットする工夫
ブルーライトカットのメガネや画面フィルター、スマホの夜間モード機能(ナイトシフト)などを活用することで、目への負担を軽減することができます。
病院に相談する目安は?
・頭痛の頻度が多くなった
・頭痛により学校を休みがちになった
・朝に頭痛を訴えるが、昼間には元気になる
・頭痛だけでなく、吐き気や腹痛を訴えることがある
また、
・今までにない強い頭痛
・吐き気・嘔吐を繰り返す
・うまく話せない
・体が動かしにくい
・意識がもうろうとしている
といった症状の場合は、別の疾患の可能性があり緊急性が高いため、速やかに受診してください。
禁止をするのではなく、使い方を一緒に見直しましょう
子どもにとってスマホやゲームは大切なツールでもあります。無理に奪うのではなく、使い方を一緒に見直すことが重要です。
親子でルールを決め、無理なくできる対策から始めることで、片頭痛のリスクを減らすことができます。子どもの気持ちに寄り添いながら、少しずつ生活習慣を整えていきましょう。
福岡市博多区にある「あきらめない頭痛クリニック」
診療のモットーは「一人ひとりのために」。
当院はあらゆる頭痛に対して多角的に原因追究を行い、根本から頭痛を治療することをめざすクリニックです。年齢を問わず、広く頭痛治療に取り組み、個々の頭痛に合わせたオーダーメイドの治療を提供しております。
「より良い有意義な人生を送っていただくための治療を絶対に諦めない」という思いをクリニック名に掲げ、多くの方に貢献できたらと思っています。
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