あきらめない頭痛クリニック

20代で発症した「睡眠時頭痛」の症例:片頭痛に隠れた真実

1. はじめに:若くても「夜の頭痛」に要注意一般的に「睡眠時頭痛」は50歳以降の方に多いと言われていますが、当院では20〜30代の若い世代の患者さんも受診されています。今回は、片頭痛を持ちながら、激しい夜間の頭痛に悩まされていた20代女性のケースをご紹介します。
2. 患者さんのお悩み(受診時の状況)

3. 診断のポイント:片頭痛との「混合」を見極める
この患者さんの場合、日中の片頭痛に意識が向きがちですが、詳しくお話を伺うと「眠っている最中にのみ起こる規則的な頭痛」があることが分かりました。
若年層では「ただの片頭痛の悪化」と片付けられてしまうことも多いのですが、臨床症状から睡眠時頭痛(目覚まし時計頭痛)の合併と診断しました。
4. 治療と経過:劇的な改善
患者さんの症状に合わせて適切な予防薬を選択したところ、あれほど毎日続いていた夜間の頭痛が、月に数回程度まで激減しました。
「朝までぐっすり眠れるようになった」と、大変喜んでいただけたのが印象的でした。
5. 専門医からのメッセージ
睡眠時頭痛は高齢者の病気だと思い込まず、若い方でも「夜中に痛みで目が覚める」という特徴があれば、専門的な診断が必要です。片頭痛の治療だけでは解決しない夜の悩み、ぜひ一度ご相談ください。

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