あきらめない頭痛クリニック

一次性運動時頭痛

一次性運動時頭痛(労作性頭痛)とは、激しい運動によって引き起こされる頭痛で、主に次のような特徴があります。

一次性運動時頭痛は、原因となる特定の疾患が分からない頭痛を意味します。女性に多く、片頭痛との合併も少なくありません。

一次性運動時頭痛の治療には、インドメタシン、エルゴタミン、プロプラノロールなどの薬が予防効果を持つとされており、これらの薬を内服することが多いです。また、それ以外の痛み止め(NSAIDsなど)が使われることもあります。多くの一次性運動時頭痛は1~2か月で消失するようです。その間は運動を控えるように指導されます。この頭痛を経験されるかたの一部に内頚静脈弁がうまく閉まらないといわれてます。
この頭痛を持つ方の7割のかたが内頚静脈弁の不全があるのに、健常者では2割くらいのかたのみに内頚静脈弁の不全がみられるんです。

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