当院は、全ての頭痛を対象としたクリニックです。あらゆる頭痛に対して多角的に原因追求を行い、根本から治療するため、脳神経外科・内科・精神科の側面からもアプローチを行います。

また、脳神経外科医としての経験から、脳卒中、くも膜下出血などの疾患から、地域のかかりつけ医として、一般内科はもちろん、高血圧、糖尿病、高脂血症などの¥生活習慣病まで幅広く対応しています。

脳神経外科

○対象疾患:
くも膜下出血や脳梗塞などの脳血管障害、脳腫瘍、頭部外傷などが対象となります。
○症状:
頭痛、めまい、手足のしびれ、手足のマヒ、視力や視野の異常、意識障害
○検査機器:
CT、脳波計

頭痛外来

○対象疾患:
頭痛全般
○検査機器:
CT・脳波計・心電計

頭痛症状については以下の検査をします。
●HIT-6テスト(頭痛の重症度検査)
日常生活に頭痛がどの程度支障があるのか判断します。
●MIBS-4テスト
頭痛がでていない状態での生活支障度を評価します。

偏頭痛の見分け方について動画もご覧ください。
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内科

○対象疾患:
(1)急性疾患
風邪症候群、インフルエンザ、咽頭炎、扁桃炎
(2)慢性疾患
頭痛、貧血、便秘症 など
○検査機器:
自律神経機能障害検査

自律神経症状については以下の検査をします。
●大人 起立テスト
(シェロングテスト)

●子供 新起立テスト
(起立前の血圧測定とその後の血圧、脈拍の測定)

上記からどのような自律神経機能障害が隠れているのか判断します。(小児心身医学会ガイドライン集より)起立テストを実施することで以下のような隠れた障害を発見、診断に基付き治療方針を決定しています。
・起立直後性低血圧
・体位性頻脈症状群
・血管迷走神経性失神
・遷延性起立性低血圧

精神科

○対象疾患:
頭痛を伴う精神疾患
※頭痛を伴わない、鬱・統合失調症等の精神疾患治療は対象外
○検査機器:
CT・脳波計・心電計

精神症状については基本的に以下の検査をします。
●SDS テスト
●STAI テスト
抑うつ状態が正常、神経症、うつ状態のどの状態にあるのか、不安症状が普通、軽症不安、重度不安状態にあるのか判断します。

小児頭痛

○対象疾患:
片頭痛・片頭痛に関連する周期性症候群・再発性消化管障害・良性発作性眩暈
○検査機器:
CT・脳波計・心電計

見逃しがちな小児頭痛。最近お子さんの様子が変わったと思ったら要チェックです。
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院内施設

FACILITY

待合室
受付
診察室
脳波計
CT

内装コラボアーティスト

ARTIST

Wancha
ひたむきに書かれている姿勢が院内診療の姿勢と似ていたのでご依頼しました。

1983年生まれ。北海道在住。
高校受験をきっかけに絵を描き始める。これまで書いた作品は500点を超える。
鉛筆、色鉛筆や上透明水彩、透明水彩、コラージュ、油彩、コーヒー着色など
様々な画材の組み合わせを考えるのが好きで、研究を重ねている。
絵を描くことが楽しく、自分自身を癒してくれるという作品をとおして、
くつろぎや癒しを感じてもらえることが喜び。
HSPな気質と、精神障害にとまどいながらも高い感受性と繊細さを活かした優しくて暖かく、
独特の世界観をまとった絵画が特徴。

診療の流れ

FLOW

初診ー問診
来院

初心の方は受付に保険証を提出してください。再診の方は診察券と保険証を出していただきます。

検査

事前に医師から検査指示のあった方、検査予約のあった方、あるいは急な検査が必要になった方は十分な説明の後検査を行います。

診察・治療計画の立案

医師の診察となります。患者さん了承のうえ、同伴されている家族の方も一緒に聞くこともできます。ここで診察とともに診療計画を皆さんと相談しながら決めていきます。

治療

投薬治療、臨床心理士によるカウンセリング(予定)など、患者さんの状況に応じて治療していきます。

受診時に必要なもの

保険証
健康保険証は必ずお持ち下さい。コピーは無効です。お忘れの場合は、自費診療となります。
マイナンバーカードは取り扱っていません。必ず健康保険証をお持ち下さい。
老人医療証、高齢受給者証、生活保護医療券など
助成を受けられる方は必ずそれぞれの医療証などをお持ち下さい。
紹介状
紹介状はなくても構いません。
かかりつけの先生に書いていただけるようなら書いてもらう方がbetterです。
CT、MRI、レントゲンフィルム(CD)
撮影されていましたら、できるだけCDまたはフィルムを初診時に借りてきてください。
貸出が困難な場合は、CTは当院で撮影できますのでご安心下さい。
なお、CDまたはフィルムをお持ちいただいても、撮影が古かったり、撮影後に症状が変化しているなどの場合は当院で撮影し直す場合もあります。
血液検査などの検査データ
できる限り、お持ち下さい。
なくても、当院で検査できますのでご安心ください。

頭痛で受診する前の準備

医師に伝えるポイント
頭痛の診断は問診で決まるといっても過言ではありません。したがって、正確な診断には患者さんが自分自身の頭痛について正確に伝えることが不可欠です。
  • 頭痛はいつ、どのように起きたか
  • 痛みの持続時間
  • 頻度
  • どこが痛むか
  • どのように痛むか(ずっきんずっきんとした痛みか、締め付けられるような痛みかなど)
  • どれくらい強い痛みか(寝込むか否か)
  • 頭痛のほかに症状があるか(吐き気や呕吐、前兆、しびれ感、ものが2重に見える、手足に力が入らないなど)
  • 頭痛を悪化させるもの、軽くするもの
  • 生活への支障度
  • 薬の効果
  • なぜいま受診したか

※2種類以上の頭痛のある人はそれぞれについて伝えてください。
なお、頭痛が起きたときにこれらの内容を記録しておき、受診するときにそれを持参すれば話を伝えやすいでしょう。
つまり、受診は落ち着いて話の出来る、痛みがないときが良いのです。

書き方の一例
当院外来窓口にも症状整理記入用紙をご用意しております

頭痛ダイアリー(日本頭痛学会)

頭痛の記録

頭痛の記録をつけるメリット、つけ方など
健康保険証は必ずお持ち下さい。コピーは無効です。お忘れの場合は、自費診療となります。
マイナンバーカードは取り扱っていません。必ず健康保険証をお持ち下さい。
  • 記録をつけることで、記憶だけではわからなかったことや自分でも気づいていなかったことなどわかることがあります
  • 片頭痛だけだと思っていたのが緊張型頭痛を合併していたということもわかります
  • 薬を飲んだときの効果も確認できます
  • 記録は自分の頭痛を理解する資料になり、内容を医師と一緒に確認することで、服薬のタイミングや生活習慣の改善方法などを理解するのに役立ちます

当院では、「頭痛日記」を用意していますが、記録しておくのは、カレンダー、メモ、手帳など何でもかまいませんので、頭痛の起こった時間、持続時間、痛みの状態(いつもと同じか否か)、痛みの強さ(寝込むくらいなど)吐き気などの有無、薬を飲んだら時刻と薬の名前とその後の状態、思いあたる誘因など(寝すぎ、生理など)、その他気がついたことを書いておいてください

頭痛の診断や診療に必ず役立てることができます