症例報告

【症例報告】新たに2名の群発頭痛患者さんを診察。それぞれの痛みに合わせた最短の治療アプローチ

本日、新たに2名の群発頭痛患者さんが来院されました。当院での群発頭痛の治療実績は、累計114名となります。

「この痛みは異常ではないか」と不安を抱えて来院される方が多いですが、適切な診断と予防策で、平穏な日常を取り戻すことが可能です。
症例1:20代男性「突然始まった、耐え難い右目の奥の激痛」
  • 症状の経過
    これまで頭痛とは無縁だった方ですが、2月上旬から突如、午前10時〜11時頃に激痛(VAS 7/10)が走るようになりました。右目の奥からこめかみにかけての痛みで、じっとしていられず、右目からは涙が止まらない状態が約2時間続きます。
  • 診断と方針
    発症パターンが一定であることから、「発作性群発頭痛」と判断しました。
  • 当院の治療戦略
    発症時間が予測できるため、予防薬の併用(AおよびB)に加え、発作の1時間前にトリプタンを内服する「先回り治療」を選択。激痛に襲われる前に抑え込むことで、お仕事を続けながらの寛解を目指します。
症例2:40代男性「片頭痛に重なって現れた、夜間の群発頭痛」
  • 症状の経過
    もともと月5〜6回の「前兆のない片頭痛」をお持ちでしたが、3週間前から「夜間、寝てから2時間後」や「早朝」に激痛で目が覚めるようになりました。
  • 診断のポイント
    片頭痛では「激痛で目が覚める」ことは稀です。右目の奥の痛みと流涙を伴うことから、「片頭痛」と「発作性群発頭痛」の合併(初発)と判断しました。
  • 当院の治療戦略
    現在は多種類の予防薬が必要な状態ですが、まずはこの辛い群発期を乗り越えることが最優先です。投薬量が増える負担を考慮し、今後は「ボトックス治療」などの自由診療も含めた、より体への負担が少ない選択肢も視野に入れて治療を進めていきます。

専門医としての結び
群発頭痛は、適切な診断が遅れると「原因不明の激痛」に一人で苦しむことになります。
当院では、患者さんのライフスタイルや合併症に合わせ、薬物療法から特殊外来(ボトックス等)まで、最適な出口戦略を提案いたします。
前へ 一覧ページに戻る
top
0927107981 web予約 アクセス 頭痛の予防治療専門サイト 小児頭痛 専門外来サイト
web予約

092-710-7981

アクセス

小児頭痛 専門外来サイト

頭痛の予防治療専門サイト