症例報告

20歳台群発頭痛

他県からの受診。他県からわざわざ群発頭痛治療で受診。数年前から群発頭痛で治療を受けていたが、治療内容は群発頭痛にトリプタン系治療薬のみ群発頭痛でもかなり強烈で意識を失い、痛さの余り自分で左目を叩いて目の周囲に出血本人は自分で自分の目を叩いた事を記憶していません。しまいには意識が朦朧とした状態でマンションから飛び降りようとして大人3人で取り押さえたそうです。
自殺頭痛とも言われ実際に自殺された方もいらしゃる頭痛です。頭痛に携わる先生には診断を誤る事も問題ですが、診断した後に適切な治療をしないと医療事故に繋がりかねない事例だと思います。自殺され訴訟沙汰になってからでは遅いでしょう。
確かに重症例で通常の群発頭痛予防治療薬の第一選択、第二選択を使っても群発頭痛がほぼ毎日出ており第二選択薬を増量しても頭痛のピークが少し下がった程度でした。
トリプタンの注射は効果がありましたが、在庫が底をついており沢山は処方できず、在宅酸素治療を追加しました。
在宅酸素も通常よりも多い酸素量にしておきましたが、それでも15分は頭痛が持続しています。
在宅酸素治療が何とか効果があるため今の処方量で経過みますが、頭痛の回数を減らす所まではできていません。通常であればほぼ群発頭痛は出ない量でコントロールしているのですが。

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