症例報告

30歳台男性群発頭痛

他県の脳神経外科で20歳台前半に群発頭痛と診断されている。その時の治療は漢方薬だったそうです。

4年周期で群発頭痛がでるため今回の群発頭痛の発症後2週間経過していますが、鎮痛剤で頭痛持続時間が2時間から1時間位に短くなるそうです。極めて珍しい。鎮痛剤が効くなんて。

右目の奥が痛く、こめかみ、右目の上から右側頭部に楕円形に痛い範囲があるようです。流涙はない。鼻水、鼻詰まりはない。発汗はあり、頭痛時は落ち着きがない状態になる。

群発頭痛の持続期間は約1か月、10日分標準的予防薬を出しその後は減量していきます。今まで福岡で遭遇した群発頭痛患者さんで所謂スタンダードな予防治療をされているのをみるのは極めて少ない。

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