症例報告

10台女性の頭痛

12歳頃から頭痛があり、片側が痛い、痛みは拍動性の痛みになる、痛みの程度は最高で7-8/10までなる。
痛みがあると余り動きたくない。吐き気があり、うるさい音、まぶしい光は煩わしく感じる、以上より前兆のない片頭痛はある。
また、モザイク状の光が15分位持続してその後頭痛がでる前兆のある片頭痛もある。
頭痛による日常生活支障度は64点でかなり頭痛が原因で生活に困っている。その前の2年程は小児科で自律神経失調症で治療を受け結果が思わしくなく小児精神科受診を勧められたがその前に念のため当院受診。
前兆のない片頭痛、前兆のある片頭痛の診断で予防治療を開始している。日常生活支障度は64点から50点台まで低下したが、下げ止まったため、第二選択予防薬を開始し日常生活詩集度は36点に低下現状では頭痛はでていない。
福岡の小児頭痛治療の特徴は頭痛を心身症と捉え自律神経失調症のみの治療を行い十分な効果がなければ小児精神科に紹介する傾向が強い。
以前にも紹介したようにある小児科の頭痛専門医である先生が1000人の患者さんの診断をした時に約6割が片頭痛であり、心身症であったのが50名/1000名、自律神経失調症10名台であった事から考えるとかなりメンタル、自律神経失調症の問題に偏っているのが伺える。

このケースでは、初期の片頭痛の診断と予防治療が功を奏し、生活への影響が少しずつ軽減され、現在ではかなり改善していることが伺えますね。また、福岡地域特有の医療傾向も興味深いポイントです。片頭痛の多くが「心身症」や「自律神経失調症」と診断される背景には、地域の医療文化や診療方針が影響していると考えられます。

予防治療で日常生活支障度が劇的に改善した点から見て、適切な片頭痛治療が症状管理に非常に有効であることが分かります。ただし、初期治療が十分に行われなかったり、他の要因が重視され過ぎることで、治療の遅れや不適切な介入が起こる可能性も考慮すべきでしょう。

今の治療が維持されて頭痛が抑えられる状況が続くといいですね!

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