前兆のある片頭痛、前兆のない片頭痛を持ち、月の半分以上頭痛があったため慢性片頭痛の診断。
日常生活支障度は63点、と重症の部類、視覚的頭痛指数VASスケールは、10/10程度で1回の頭痛がかなり強い頭痛です。
回数、程度、日常生活支障度が高いという理由より、鎮痛剤では間に合わないと判断し、予防治療を開始。
第一選択治療薬は結構効果があり、HIT6は50点近くまで低下したものの、月の半分以上まだ頭痛があったため、第2第3選択治療薬を開始するも全く効果なくやむなく抗CGRP抗体を開始した。
頭痛はなく楽になったと表現。1ヶ月の頭痛日数も15日上から1ヶ月で6日間で減少した。
頭痛の程度も軽くなり、本人としてはかなり満足されている様子です。抗CGRP抗体は結構魅力的な治療法です。