症例報告

CMCPについて

CMCP(シーエムシーピー)は、ロキソプロフェンやカフェイン、バランス散などを配合した鎮痛薬で、一定の効果があると言われています。

頭痛の治療でCMCPを使うのはお勧めできません。

習慣性ができて離脱できなくなる場合があり頭痛学会では頭痛治療には使わないように推奨しています。

例えば頭痛が怖いしひどくなってからは何も効果がないので頭痛が起きそうな時点でCMCPを服薬してしますなどです。

しかし、頭痛の既往のないリウマチの患者さんなどが使う分には全く支障はないようです。

頭痛の治療薬には、次のようなものがあります。

  • アセトアミノフェン(カロナールなど)や非ステロイド系抗炎症薬(ロキソニンなど)
  • トリプタン系薬剤(イミグラン、ゾーミッグ、レルパックス、マクサルト、アマージなど)
  • 鎮静薬、コルチコステロイド、利尿剤(重症片頭痛の場合)

また、緊張型頭痛には筋弛緩薬のチザニジン(テルネリン®️)も使用されます。

 

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