
コラム
緊張型頭痛と片頭痛の違いとは?症状のチェックリストと治療法
頭痛に悩まされる方は非常に多く、特に「緊張型頭痛」と「片頭痛」は代表的なタイプとして知られています。
しかし、この2つの頭痛は原因や症状、対処法が異なるため、適切な治療を受けるためには正しく見分けることが重要です。
ここでは、緊張型頭痛と片頭痛の違いを明確に整理し、自分の頭痛タイプをチェックリスト形式で簡単に判断できるようまとめました。
また、それぞれの頭痛に適した治療法もご紹介します。
緊張型頭痛と片頭痛の主な特徴の違い(チェックリスト)
まず、自分がどちらに近いか確認してみましょう。
【緊張型頭痛の特徴】
・頭全体が締め付けられるような鈍い痛みがある
・痛みは軽度~中等度で、日常生活はなんとか送れる程度
・頭痛の持続時間が数十分~数日間と長い
・肩や首のコリを伴うことが多い
・身体を動かしたり、入浴したりするとやや楽になることがある
・光や音、においなどによる悪化はほぼない
・吐き気や嘔吐などの症状は通常ない
・ストレスや長時間の同じ姿勢、目の疲れが主な誘因となる
【片頭痛の特徴】
・ズキンズキンと脈打つような強い痛みが頭の片側(まれに両側)に現れる
・痛みが強く、日常生活に支障が出ることが多い
・数時間~72時間ほど続くことが多い
・吐き気や嘔吐を伴う場合がある
・光・音・においに敏感になり、痛みが増す
・身体を動かしたり、階段の上り下りなどで痛みが増す
・頭痛の前兆(目の前に光が見える、視界がぼやける)がある場合もある
・気圧変化、生理周期、特定の食品(チョコレートや赤ワイン)などが誘因となることがある
緊張型頭痛と片頭痛を見分ける重要なポイント
見分ける際に最も重要なのは、「痛みのタイプ」と「頭痛に伴う症状」の違いです。
・「鈍く締め付けるような痛み」+「肩や首のコリ」+「吐き気なし」⇒緊張型頭痛
・「ズキズキした脈打つ痛み」+「光や音で悪化」+「吐き気・嘔吐あり」⇒片頭痛
自分の頭痛をしっかりと理解し、早期に適切な対策を取ることが大切です。
緊張型頭痛と片頭痛を間違えやすい3つのケース
頭痛のタイプをセルフチェックしても、緊張型頭痛と片頭痛は症状が似ているため、見分けがつきにくい場合があります。ここでは、特に間違えやすい3つのケースと、それぞれの見分け方を紹介します。
ズキズキしないけど、頭が重くてだるい
この場合、「緊張型頭痛」と考える方が多いですが、片頭痛でも“締めつけ感”を伴うことがあります。特に、痛みの途中で光や音に敏感になったり、吐き気を伴ったりする場合は、片頭痛の可能性が高くなります。
肩こりがある=緊張型頭痛とは限らない
「肩がこっているから緊張型」と思いがちですが、片頭痛がある人も肩こりを強く感じることが少なくありません。肩こりだけで頭痛タイプを判断するのは要注意です。
頭の両側が痛む=緊張型頭痛とは限らない
緊張型頭痛は両側に出ることが多いですが、片頭痛が両側に出るケースもあります。両側でもズキズキしていたり、体を動かすと悪化したりする場合は、片頭痛の可能性があるため注意が必要です。
適切な治療法の選び方
2つの頭痛タイプは原因が異なるため、治療法もそれぞれ異なります。誤った対処は頭痛の悪化を招くことがあるため、正しく理解しましょう。
緊張型頭痛の治療法
代表的な緊張型頭痛の治療法の具体例は、以下の通りです。
・肩や首のストレッチ、マッサージ、温めることで筋肉の緊張をほぐす
・軽い運動や入浴などで血行改善を図る
・痛みが強い場合は市販の鎮痛剤(アセトアミノフェンやイブプロフェンなど)の服用も効果的
・日常的に正しい姿勢やストレスを溜めない生活習慣を意識する
片頭痛の治療法
代表的な片頭痛の治療法は以下の通りです。
・静かな暗い部屋で横になり、安静にする
・冷たいタオルやアイスパックで痛む場所を冷やすと軽減する場合もある
・市販薬でも一時的に痛みを抑えられるが、痛みが強い場合や頻繁に起こる場合は医療機関で片頭痛専用の薬(トリプタン製剤など)を処方してもらうことが推奨される
・頭痛ダイアリーをつけ、頭痛の誘因を特定して回避する
片頭痛と生理の関係
片頭痛は女性ホルモンの変動と密接な関係があり、特に生理周期によって症状が悪化するケースが多く見られます。生理前や生理中には、女性ホルモンのエストロゲンが急激に減少するため、これが片頭痛を引き起こす誘因となります。
実際に、生理の前後に頭痛が起こりやすい、あるいは痛みが強まるという女性は少なくありません。
このような「月経関連片頭痛」の場合は、ホルモンバランスを考慮した対策や、医療機関での相談が重要になります。
自己判断はせずに早めに医療機関への相談を
自己診断だけで薬を乱用すると、薬物乱用頭痛を引き起こすリスクもあるため注意が必要です。頻繁な頭痛や痛みが強い場合には、専門の頭痛クリニックや神経内科を受診して、正しい診断・治療法を受けることをおすすめします。
自分に合った治療法を見つけることで、頭痛はコントロール可能な病気です。我慢せず、積極的に専門家の力を借りて快適な毎日を送りましょう。
福岡市博多区にある「あきらめない頭痛クリニック」
千代県庁口駅から徒歩3分。福岡県福岡市博多区にある、あきらめない頭痛クリニックは頭痛に特化した診療を行っております。
診療のモットーは「一人ひとりのために」。
当院はあらゆる頭痛に対して多角的に原因追究を行い、根本から頭痛を治療することをめざすクリニックです。年齢を問わず、広く頭痛治療に取り組み、個々の頭痛に合わせたオーダーメイドの治療を提供しております。
「より良い有意義な人生を送っていただくための治療を絶対に諦めない」という思いをクリニック名に掲げ、多くの方に貢献できたらと思っています。
頭痛に関するお悩みは、些細なことでもお気軽にご相談ください。
〒812-0044 福岡県福岡市博多区千代1丁目15-30 パピオ1F
診療時間(休診日:水曜日、日祝)
午前 9:00〜12:00
午後14:00~18:00(土曜は17:00まで)
※予約優先制
※初診は17:00まで、再診は17:30までの受付となります。










