
コラム
緊張型頭痛を和らげるツボ押しややさしいマッサージのコツ
緊張型頭痛は、長時間のデスクワークや精神的なストレスにより、首や肩周辺の筋肉が緊張して血行不良が起こり、痛みが生じる症状です。緊張型頭痛を軽減するためには、効果的なツボを押したり、マッサージで筋肉の緊張をほぐし、血流を改善することが有効です。この記事では、緊張型頭痛に効果のある代表的なツボの位置や押し方、マッサージ方法についてお伝えします。
緊張型頭痛を和らげるツボとマッサージ方法
緊張型頭痛に効果的なツボ押しとマッサージの方法をご紹介します。ツボは体の特定の場所を刺激することで筋肉の緊張を和らげ、血行を促進して痛みを軽減する効果があります。マッサージを通じて、リラクゼーションを高め、頭痛の頻度や強度を緩和することが可能です。
天柱(てんちゅう)
位置:首の後ろ、髪の生え際付近で、首の骨の両側にある太い筋肉の外側のくぼみ。
効果:頭痛、眼精疲労、顔のむくみなどの緩和に効果的です。
押し方:両手の親指を天柱に当て、他の指で頭を支えます。親指で気持ち良いと感じる程度の強さで、ゆっくりと円を描くようにマッサージします。1回6秒程度のリズムで息を吐きながら圧をかけ、そのまま2秒キープし、息を吸いながらゆっくり圧を抜きます。これを3〜5回繰り返します。
風池(ふうち)
位置:後頭部の髪の生え際、首の付け根にあるくぼみ。
効果:肩や首のこりからくる頭痛の緩和に有効です。
押し方:両手の親指を風池に当て、他の指で頭を支えます。親指でゆっくりと圧をかけ、円を描くようにマッサージします。1回6秒程度のリズムで行い、3〜5回繰り返します。
百会(ひゃくえ)
位置:頭のてっぺん、左右の耳の上端を結んだ線と顔の正中線が交差する地点。
効果:リラックス効果があり、緊張型頭痛やストレスによる頭痛に効果的です。
押し方:中指または人差し指の腹で、百会を垂直に押します。息を吐きながら3〜5秒かけてゆっくり押し、息を吸いながら3〜5秒かけてゆっくり力を抜きます。これを3〜5回繰り返します。
合谷(ごうこく)
位置:手の甲で、親指と人差し指の骨が交差する部分から、少し人差し指側のくぼみ。
効果:頭痛、肩こり、眼精疲労など、さまざまな症状に効果がある「万能のツボ」とされています。
押し方:反対の手の親指で合谷を押し、息を吐きながら3〜5秒かけてゆっくり圧をかけます。そのまま2秒キープし、息を吸いながら3〜5秒かけてゆっくり圧を抜きます。これを3〜5回繰り返します。
太陽(たいよう)
位置:目と眉、それぞれの端の中間点から指2本分外側にあるくぼみ。
効果:頭痛、眼精疲労の緩和に効果的です。
押し方:中指または人差し指の腹で、太陽を軽く押します。息を吐きながら3〜5秒かけてゆっくり圧をかけ、そのまま2秒キープし、息を吸いながら3〜5秒かけてゆっくり圧を抜きます。これを3〜5回繰り返します。
マッサージを行う際の注意点

マッサージを行う際には、適切な力加減が重要です。「気持ちいい」と感じる程度の圧で行うことを意識しましょう。強すぎる刺激は筋肉を緊張させて、逆効果になることがあります。ゆったりとした深呼吸を合わせることでリラクゼーション効果も高まるでしょう。
また、ツボ押しを行うタイミングにも注意が必要です。食事の前後1時間、飲酒後、入浴直前や直後は避け、体が落ち着いている時に行いましょう。また、毎日短時間でも継続して行うことで、効果がより実感しやすくなります。
これらのポイントに注意しながら、無理のない範囲でマッサージを生活に取り入れ、緊張型頭痛の緩和を目指しましょう。もしも症状が改善されない場合や痛みが続く場合は、無理をせずに専門の医療機関を受診するようにしてください。
温めることで緊張型頭痛を改善しよう
緊張型頭痛の改善には、患部を温めることも効果的です。首や肩を温めることで筋肉の緊張がほぐれ、血行が良くなり、頭痛の症状を緩和することができます。蒸しタオルや温熱シート、入浴などを利用して、じんわりとした温かさを感じられるようにしましょう。特に慢性的な緊張型頭痛に悩まされている方は、日常的に温める習慣を取り入れるのがおすすめです。
ツボ押しが向いている人・向いていない人
ツボ押しやマッサージは、緊張型頭痛のセルフケアとして有効な手段ですが、すべての人に万能ではありません。自分に合っているかどうかを見極めることも大切です。
ツボ押しが向いている人
・痛みが軽度~中程度で、日常生活に支障がない
・ストレスや肩こりなど、自覚できる誘因がはっきりしている
・医療機関に行くほどではないが、頻繁に頭痛を感じる
・自分でリラックス法を取り入れたいと考えている
こうした方は、ツボ押しを日々のセルフケアとして取り入れることで、症状の軽減や再発予防につながる可能性があります。
ツボ押しだけでは効果が薄いケース
・毎日のように頭痛があり、痛みが強い
・痛みが長時間続いたり、吐き気・めまいなど他の症状を伴う
・ツボ押しを続けても症状に変化がない
・頭痛薬を常用しているが効かなくなってきている
このような場合は、緊張型頭痛以外の病気が隠れている可能性や、薬物乱用頭痛のリスクも考えられます。無理にセルフケアで改善しようとせず、頭痛外来や神経内科などで専門的な診断・治療を受けることが必要です。
毎日のセルフケアが緊張型頭痛改善の第一歩
緊張型頭痛は、日々の姿勢やストレスの蓄積から起こる身近な症状です。ツボ押しや温めによる血行改善、生活リズムの見直しを日常に取り入れることで、痛みの軽減や再発予防につながります。自分に合ったケアを継続し、無理のない範囲で心身のバランスを整えましょう。
福岡市博多区にある「あきらめない頭痛クリニック」
千代県庁口駅から徒歩3分。福岡県福岡市博多区にある、あきらめない頭痛クリニックは頭痛に特化した診療を行っております。
診療のモットーは「一人ひとりのために」。
当院はあらゆる頭痛に対して多角的に原因追究を行い、根本から頭痛を治療することをめざすクリニックです。年齢を問わず、広く頭痛治療に取り組み、個々の頭痛に合わせたオーダーメイドの治療を提供しております。
「より良い有意義な人生を送っていただくための治療を絶対に諦めない」という思いをクリニック名に掲げ、多くの方に貢献できたらと思っています。
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