頭痛を引き起こす生活習慣病
高血圧
高血圧とは、遺伝的な異常や生活習慣などの要因によって引き起こされる生活習慣病です。
初期は自覚症状がありませんが、悪化すると頭痛やめまいを伴うようになります。
高血圧が原因で起こる頭痛は、血管が過度に拡張または収縮することや、
脳内の血流が乱れることによって引き起こされると考えられています。
血圧が急激に上昇すると、脳の血管に過度な負担がかかり、
その結果、圧力を感じるような頭痛が現れることがあります。
特に「高血圧緊急症」では、血圧が著しく上昇し、頭痛が強くなる場合があり、早急な治療が必要です。
糖尿病
糖尿病とは、血液中を流れるブドウ糖が増えてしまう疾患を指します。
遺伝的な要因のほかにも、過食や運動不足、ストレスなどが原因になると言われています。
脂質異常症
脂質異常症とは、血液中の中性脂肪やコレステロールが基準値から外れている状態を指します。
脂質異常症の患者様は動脈硬化を発症しやすく、脳卒中や心筋梗塞などのリスクが高まることがわかっています。
動脈硬化
動脈硬化とは、動脈の血管が硬くなり、弾力性が失われた状態を指します。
動脈硬化になると、血管が詰まりやすくなるため注意が必要です。
症状が進行すると、動悸や足の冷え、頭痛などを伴うケースもあります。
睡眠時無呼吸症候群
睡眠時無呼吸症候群の原因は、肥満が大きな要因であると言われています。
そのほかにも、扁桃腺肥大やアルコール、睡眠薬の服用などによっても引き起こされます。
睡眠時無呼吸症候群を発症すると、睡眠中に何度も呼吸が止まり、熟睡しづらくなることがデメリットです。