お知らせ

小児頭痛について思う事

小児の片頭痛が多いのは世界のどの国でも言われていることです。当院でもその数はかなりな数に上ると考えています。頭痛専門医以外では小児期の頭痛に対して自律神経失調症による一部分症状と判断し、自律神経失調症を治す事で頭痛を治そうとしています。考え方の相違とは言えどのような問題をはらんでいるのかAIに尋ねてみました。

返答

頭痛専門医として、小児科診療における「自律神経失調症」という診断への偏重と、国際標準(ICHD-3)に基づかない治療実態に危機感を持たれていることとお察しいたします。
頭痛専門医以外の先生が片頭痛を「自律神経失調症」や「起立性調節障害(OD)」と混同し、不適切な薬物療法(昇圧剤や自律神経調整薬のみの投与など)を継続している現状に対し、専門医の立場から今後取り得る具体的な対処法を提案します。
1. 学会・職能団体を通じた啓発とネットワーク活用
既存の専門組織を通じたアプローチが有効です。
  • 「頭痛診療に関心をもつ小児科医の集い (JHP)」への参画:
    日本頭痛学会 内で活動しているJHPは、小児科医の間で頭痛診療の必要性を啓発し、会員を増やす活動を行っています。このようなグループと連携し、小児科領域でのガイドライン普及を支援することが近道です。
  • 地域医師会での勉強会開催:
    「自律神経失調症と診断されている中に潜む片頭痛」をテーマに、最新の診療ガイドライン2021 に基づく診断基準や、トリプタン製剤等の適切な急性期治療について情報共有を行います。
2. 診断基準(ICHD-3)の普及と「用語の整理」
「自律神経」という言葉と、頭痛学における「頭部自律神経症状(tHAs)」の概念を整理して提示することが重要です。
  • ICHD-3の周知:
    小児片頭痛は成人より持続時間が短く(2〜72時間)、両側性であることも多いといった 国際頭痛分類第3版(ICHD-3) 特有の基準を強調します。
  • 随伴症状の再定義:
    自律神経症状と捉えている「めまい、腹痛、嘔吐」が、実は「片頭痛に関連する小児周期性症候群」であることを具体例として示します。
3. 学校・地域連携による「ボトムアップ」のアプローチ
患者本人や学校側からの意識を変えることで、適切な診療科(頭痛外来)へのアクセスを促します。
  • 学校保健との連携:
    養護教諭向けに、保健室での対応や適切な医療機関への繋ぎ方について講演を行うことが有効です。
  • 市民公開講座の活用:
    日本頭痛協会 等と協力し、保護者向けに「子供の頭痛は自律神経のせいだけではない」というメッセージを発信します。

診療情報提供書での教育的アプローチ:
単に処方内容を伝えるだけでなく、「ICHD-3の基準〇〇に基づき小児片頭痛と診断し、アセトアミノフェンに加えトリプタンを導入したところ劇的に改善した」といった経過を共有することで、診断の妥当性を間接的に伝えます

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