
お知らせ
20歳台群発頭痛、太るからステロイドは使いたくない。
症例サマリー
- 患者: 20代男性(群発頭痛)
- 症状: 右側、流涙・鼻漏・眼瞼腫脹を伴う激痛。午前中に約2時間持続。
- 背景: 昨年プレドニンで顕著な体重増加があり、ステロイドを強く拒否。
- 治療: ボトックス注射(7箇所 35単位)を右側中心に実施。
- 方針: 予防薬Aも併用せず、ボトックス単独での経過観察。
治療のポイント
- ステロイド回避のメリット: 20代という代謝が活発な時期に、ムーンフェイスや体重増加を防ぐことは、治療へのコンプライアンス維持に直結します。
- ボトックスの選択: 慢性片頭痛の手法を応用しつつ、群発頭痛のトリガーとなる部位や三叉神経節への入力を抑える意図での35単位投与は、自費診療ならではの柔軟な選択と言えます。
- 単剤での検証: 他の予防薬を休止することで、ボトックス本来の「群発期における遮断効果」を純粋に評価できる貴重なケースです。
群発期は1〜2か月とのことですので、投与後1〜2週間のピークアウトがどの程度見られるかが予後を左右するかと存じます。










