こんな症状ありませんか
頭の片側又は両側のこめかみが痛い
頭の片側もしくは両側のこめかみに脈打つような痛みがあるときには、片頭痛のサインです。
デスクワークなど、長時間同じ姿勢を保っている方に多くみられる症状の1つです。
市販薬で対処できない痛みのときには、速やかに受診しましょう。
ズキンズキンと脈を打つような痛みがある
脈を打つような頭痛の場合は動くと痛みが悪化しやすく、強い吐き気や嘔吐などの症状が出る方もいらっしゃいます。
拍動性の頭痛は、だらだらと持続しやすいことが特徴です。
人によっては、頭痛に伴って顎関節症や肩こりを発症するケースもあります。
肩こりなどを伴う頭痛がある
肩こりを伴う頭痛では、「頭が圧迫される感じ」を覚える方が多い傾向があります。
長時間のパソコンやスマホなどの使用に伴って、肩こりを伴う頭痛は発症しやすくなります。
作業の合間にはストレッチを心がけるなど、適度な運動を取り入れることが大切です。
目の奥やこめかみあたりが抉られるような痛みがある
目の奥やこめかみに抉られるような痛みがある場合、群発型頭痛が疑われます。
激しい痛みであるため、涙や鼻水が出る方もいらっしゃいます。
群発頭痛は決まった時間に発生する傾向があり、2週間から2、3ヵ月続くのが一般的です。
睡眠中に頭痛がある
睡眠時の頭痛は睡眠時頭痛と呼ばれ、寝すぎや寝不足が原因となっている可能性があります。
50歳以上の中高年に発症することが多く、覚醒後から15分~4時間ほど痛みは持続します。
夜間に高血圧になる方も睡眠時頭痛になるケースがあるため、検査をすることをおすすめします。
他に群発頭痛の場合もありますので注意が必要です。
頭痛薬を習慣的に飲み、悪化、慢性化していると感じる
頭痛薬を習慣的に服用していると、頭痛を悪化、慢性化させてしまう場合があります。
頭痛薬を月に10回以上服用する薬物乱用性頭痛の場合は、早朝から明け方にかけて頭痛を発症することが多くあります。
頭痛薬を飲んでも効果が無かったり服用する回数が増えたりしている場合は、早めに受診しましょう。
月に15日以上頭痛に悩んでいる
1ヵ月に15日以上頭痛の症状がある場合は、慢性片頭痛である疑いがあります。
慢性片頭痛の原因は、長時間同じ姿勢を取っている、眼精疲労や睡眠不足などが挙げられます。
毎日のように頭痛があるため、生活の質が低下しやすいことが問題です。
平日の朝に頭痛が起こることが多い(子ども)
子どもの頭痛は、平日の朝に起こりやすい傾向があります。
朝に起こる頭痛は片頭痛であるケースが多くあるため、お子様の不安や緊張を取り除くことが大切です。
怠け病と即断せず話をよく聞いて、寄り添う気持ちを心がけるなど、お子様のメンタルケアを大切にすることをおすすめします。
吐き気や嘔吐を伴う頭痛がある(子ども)
お子様が吐き気や嘔吐を伴う頭痛を発症している場合、周期性嘔吐症である可能性があります。
ただし、二次性頭痛と呼ばれるくも膜下出血や脳卒中などが疑われる場合もあるため、嘔吐を伴う場合は早期に受診して頂くことが重要です。