お知らせ

当院の頭痛治療プログラム

 

当院の頭痛予防治療

頭痛治療には、痛みが出た時に抑える「頓挫薬(とんざやく)」と、頭痛の回数や程度を減らす「予防療法」の2つがあります。当院では以下の基準と計画で、患者様一人ひとりに合わせた予防治療を行っています。

STEP 1】適応判定:予防治療が必要か?

日常生活の支障度テスト(HIT-6等)を実施

  • 60点以上:予防療法を強く推奨(STEP 2へ)
  • 60点未満:頓挫薬(急性期治療)を中心に経過観察

STEP 2】目標設定(ゴール共有)

患者属性による個別目標:

  • 成人:3回以内、支障度40点前後(日常生活の正常化)
  • 子供:頭痛ゼロ(学業・運動・精神面の完全カバー)
    STEP 3】薬剤マッチングと導入
    選択肢の提示:
  • 内服薬(8種):体質や併存症に合わせて選択
  • 注射薬(3種):CGRP抗体製剤
  • 新薬・特殊治療:ゲパント、ボトックス治療
  • 薬に抵抗がある場合:非薬物療法や別アプローチを検討
  • STEP 4】効果判定サイクル
  • 3週間 1サイクル評価
    • 効果良好・副作用なし:継続(STEP 5へ)
    • 効果不十分・相性不良:薬剤の変更、追加、または併用への調整
    • 常に「最小限の量」を模索し、きめ細かくチューニングを行う
  • STEP 5】安定期から卒業へ
  • 目標達成状態が「68ヶ月」継続した場合:
    • 減量・中止プログラム:段階的に薬を減らす
    • 卒業:治療終了(頓挫薬のみの備えへ移行)
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