
症例報告
【症例紹介】毎年の激しい群発頭痛がボトックス注射の翌日に半減した20代男性の事例
こんにちは。当院のホームページをご覧いただきありがとうございます。
今回は、毎年激しい群発頭痛に悩まされ、当院で「ボトックス(ボツリヌス療法)」の自費診療を受けられた20代男性の治療事例をご紹介します。
今回は、毎年激しい群発頭痛に悩まされ、当院で「ボトックス(ボツリヌス療法)」の自費診療を受けられた20代男性の治療事例をご紹介します。
「群発頭痛にボトックス?」と思われるかもしれませんが、海外のガイドラインや臨床研究でもその有用性が報告されており、当院でも積極的な選択肢として導入しています。
1. 患者様のプロフィールと主訴
- 年齢・性別:20代 男性
- 発症時期:20歳頃から
- 群発期:毎年1〜2回(主に6月頃と秋口)、1ヶ月ほど続く
- 発作の頻度:1日に4〜5回(決まった時間帯はなく、夜間は比較的少ない)
- 持続時間:1回あたり1〜2時間
- 随伴症状:涙が出る、鼻が詰まる、鼻水、目の充血、まぶたが下がる(眼瞼下垂)
毎年巡ってくる「目の奥をえぐられるような激痛」の時期に、日常生活が著しく制限されてしまう状態で当院を受診されました。
2. 当院での治療方針(ボトックス+イミグラン注射)
患者様は、今回の群発期を乗り切るための積極的なアプローチとして、自費診療でのボトックス(ボツリヌス)治療を希望されました。また、万が一の激しい発作に備えて、即効性のあるイミグラン自己注射も合わせて自費で購入されました。
【当院でのボトックス施注部位】
頭痛専門医としての診断に基づき、痛みの伝達経路を遮断する目的で、以下の計11箇所に細かく施注を行いました。
- 前頭部:4箇所
- 側頭部:3箇所
- 後頭部:2箇所
- 頸部(首):2箇所
3. 治療翌日の経過(電話聞き取りによる効果)
施術の翌日、患者様に体調の変化を電話で確認したところ、早くも明確な効果が現れていました。
- 頭痛の頻度:回数自体はまだ変化なし(1日4〜5回)
- 頭痛の程度:痛みの強さが「約半分」に軽減
- 注射の使用量:昨日から今日にかけて、イミグラン注射の回数はわずか1本に抑制
💡 専門医からの解説:ボトックスの初期効果
ボトックス治療は、施注直後に「頭痛の回数そのもの」をゼロにするわけではありません。しかし今回の事例のように、**「初期段階から頭痛の激しさをグッと抑え込む」**という優れた特徴があります。
痛みのピークが半分になるだけでも、患者様の精神的・身体的な負担は劇的に軽くなります。
痛みのピークが半分になるだけでも、患者様の精神的・身体的な負担は劇的に軽くなります。
4. 群発頭痛でお悩みの方へ
群発頭痛は「痛みの王様」とも呼ばれるほど激しい頭痛でありながら、一般的な鎮痛薬が効きにくく、予防療法の選択肢に悩む患者様が少なくありません。
当院では、標準的な保険診療(イミグラン注射など)はもちろん、今回ご紹介した「ボトックス治療」のような自費診療の選択肢もご用意し、患者様一人ひとりのライフスタイルや希望に合わせた最適な治療を提案しています。
「毎年の群発期がつらい」「今の治療法だけでは不安」という方は、ぜひ一度当院の頭痛専門医にご相談ください。










